使い方ガイド・エフェクト解説
Simple Amp を使い始める前に知っておきたい接続方法とエフェクトの基礎知識をまとめました。
1. 接続と準備
ギターをそのまま PC やスマートフォンのマイク端子に挿すことはできません。以下のいずれかの方法で接続してください。
- USB オーディオインターフェース(Roland UA シリーズ、iRig、Focusrite Scarlett など)を PC / スマートフォンに接続し、ギターケーブルをインターフェースの INPUT に挿す。
- 内蔵マイクでアンプ実機やアコースティックギターの生音を拾う(この場合ハウリングに注意してください)。
2. 起動から演奏まで
- INPUT DEVICE から使用するマイク / オーディオインターフェースを選択する。
- START を押し、マイク使用許可ダイアログが表示されたら「許可」を選ぶ。
- Monitor を ON にすると音がスピーカー / ヘッドホンから出力される。
- 音量スライダーで出力音量を調整する。演奏後は STOP を押して終了する。
ヘッドホンを使わずスピーカーで Monitor を ON にすると、マイクがスピーカーの音を再度拾ってハウリングすることがあります。 マイク入力を使う場合は特にヘッドホンの使用を推奨します。
3. エフェクトの仕組みとセッティングのコツ
ディストーション
波形を意図的にクリッピング(頭打ち)させて歪みを作るエフェクトです。Drive を上げるほど歪みが深くなり、 サステイン(音の伸び)も長くなります。クリーンなアルペジオには不要ですが、リフやソロには欠かせません。 歪ませすぎると音の芯が失われるため、まず低めの Drive から少しずつ上げて好みのポイントを探るのがおすすめです。
3バンド EQ(Low / Mid / High)
音の周波数帯域を Low(低音)・Mid(中音)・High(高音)の3つに分けて、それぞれ個別にブースト・カットできます。
- 音がこもって聞こえる → Low を少し下げる、または High を少し上げる。
- バンドサウンドの中で音が埋もれる → Mid を上げると存在感が出やすい。
- 耳に痛いキンキンした音になる → High を下げる。
リバーブ
空間の反響をシミュレートするエフェクトです。Wet を上げすぎると輪郭がぼやけるため、 バンド演奏では薄め、弾き語りやソロ演奏ではやや厚めにするなど、用途に応じて調整してください。
ディレイ
音を一定時間後に繰り返して重ねるエフェクトです。単音フレーズやアルペジオに奥行きを出したいときに有効ですが、 リズムを刻む速いフレーズにかけすぎると音が団子状になるため注意してください。
ノイズゲート
設定したしきい値より小さい音を自動的にミュートし、無演奏時のノイズ・ハムを抑えます。 ディストーションを深くかけるほどノイズも増幅されやすいため、歪みを強くするときほどノイズゲートを併用するのがおすすめです。
4. クイックプリセットについて
クリーン、クランチ、リード、アンビエントなど定番のセッティングをワンタップで呼び出せます。 まずはプリセットを起点にして、そこから EQ やドライブ量を微調整すると音作りがスムーズです。
5. うまく音が出ないときは
マイクの許可ダイアログを見落として「拒否」してしまった場合、ブラウザのアドレスバー付近にあるサイト設定から マイクの許可を「許可」に変更し、ページを再読み込みしてください。iOS Safari では、画面を一度タップしてから START を押すと AudioContext が正しく起動しやすくなります。